メタバース

作成日:2022.1.10(月)、変更日:2022.2.18(金)


メタバース (英: Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。日本における意味合いにおいては、基本的にバーチャル空間の一種で企業やVR(ヴァーチャルリアリティ)を活用し2021年以降、新たに参入した人間達が集まっている商業的な空間の事が主にそう呼ばれる。将来的にインターネット環境が到達するであろうコンセプトで、利用者はオンライン上に構築された3DCGの仮想空間に世界中から思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互にコミュニケーションしながら買い物やサービス内での商品の制作・販売といった経済活動を行なったり、そこをもう一つの「現実」として新たな生活を送ったりすることが想定されている。[1]

ゲームはメタバースの将来像を示している。ゲームに関しては ゲーム を参照してください。

技術

北海道札幌市に本社を構える株式会社インフィニットループ。ゲームやWebサービスの開発をはじめ、いま話題のメタバース事業にも取り組んでいる会社です。以下の技術を活用しています。[2]

  • オープンソースで仮想空間の機能一式を提供している「Mozilla Hubs」を活用して、さくらインターネットさんのサーバーにメタバースを構築するインターンプログラムです。
    • Mozilla Hubs Meet, share and collaborate together in private 3D virtual spaces.

    • はじめての Hubs by Mozilla Hubs へようこそ。これは、Mozilla Mixed Reality チームにより製作された、実験段階の VR フレンドリーなプラットフォームです。Hubs は、プライベートでの通信や共同作業を行うためのツールです。人々とつながり、ミーティングやバーチャルイベントにインターネットからのリソースを持ち込むことができます。

    • Mozilla Hubsについて、2021.8.5 Mozilla Hubsは、ブラウザで動作するオープンソースのソーシャルVRシステムです。PC・スマートフォン・Oculus Quest等でインストールなしでURLを開くだけで動作するほか、ウェブベースのためウェブとの親和性が高く、PCでは画面共有をしてVR空間内で見せることができたりといった特徴的な機能があります。 Mozilla Hubsの公式サイト を開いてルームを作るとすぐ利用できるほか、Hubs Cloudを自分で立ち上げることもできます。

    • Mozilla Hubsすごい!ブラウザで動くソーシャルVR、2020.6.19 OculusやHTC VIVEなどのVRデバイスとPCとスマホにも対応していて、さらにビジネス利用も可能なサービス!?ありました!Mozilla HubsはMozillaが提供するオープンソースのソーシャルVRです。

    • MozillaがHubs Cloudを発表、2020.10.9(原文:2020.5.9) MozillaのMixed Realityグループは、仮想現実の集まりのためのソーシャルスペースであるMozilla Hubsのクラウドバージョンを立ち上げた。Hubs Cloudで、組織はMozilla Hubsの独自のインスタンスをデプロイおよびカスタマイズできるようになった。Mozilla Hubsは、AWS Marketplaceで入手でき、必要なすべてのAWSリソースを管理する。

    • Mozilla Hubsを用いた バーチャルイベントのWebVR化 ~その可能性と実際~、Akihiko SHIRAI, Ph.D GREE VR Studio Laboratory、2020.12.8 キッズワークショップ:森ビルとコラボ、Mozilla Hubsサービスを提供するサーバ群

    • ブラウザで体験できるソーシャルVR「Hubs」誰でもできるVR目指す、Mogura VR編集部、2018.4.28 ウェブブラウザFirefoxで知られるMozilla(モジラ)は、ソーシャルVRプラットフォーム「 Hubs by Mozilla 」のテスト版をリリースしました。VRデバイスにこだわらず、ブラウザ上で手軽にコミュニケーションが取れることを売りにしています。

    • Mozilla Hubs Cloudを使用した国産バーチャルSNSまとめ、XR業界、GugenkaのCEO、2021.4.6 2021年は日本からもぞくぞくとバーチャルワールドがオープンしています。バーチャルイベント、バーチャル展示会、バーチャルコンサートなど、用途は様々!?そんな中、オリジナルのバーチャルワールドをつくる際に注目を集めているのがFireFoxでも有名なMozilla社の「 Hubs Cloud 」です。Hubs Cloudの凄いところ:
      1. オープンソースで自社サービスのような使い方が可能

      2. ブラウザで動くのでアプリのインストール不要

      3. スマホ、PC、VR端末に対応で、クロスプレイもできる

      4. ブラウザでシーンの作成ができるツール「spoke」が提供されている

  • メタバース的なものは昔からあります。「 Virtual Cast(バーチャルキャスト) 」はメタバース関連事業といえます。

英語圏情報

中華圏情報

参考資料